2011年9月14日水曜日

ハラホレ、ジタバタ

 全国的にかもしれませんが、今日は非常に気温が高く、日差しが強い夏模様の一日だったのですが、今頃になって急に涼しくなってきました。やはり秋ですね。

 さて、本年秀逸なノンフイクション・エッセイ二冊、大野更紗さんの『困ってるひと』と勝山実さんの『安心ひきこもりライフ』を読むと、いろいろな角度からその軽妙な文体からも思考が広がる筈です。その中で一つのポイントとして、障害などの社会保障制度や、公費負担などの社会福祉の制度に関心を持つきっかけになっている人も結構いるのではないかと思われます。

 私自身はといえば、今年、もう一度「社会保険労務士」という資格を生かすためにほとんど忘れている勉強をしようと思いつつも。4月から仕事を始めてからは休憩してしまいまして。やっと今月から再開したのですが、その中でフォーサイトといういわば社労士通信教育では格安、価格崩壊型の学校による講座を申し込んだのですが、先の2冊の本を読んで一つのポイント。社会保障制度の大枠を知るのに、まず最初のDVD3本に収録されている「社労士入門」編の内容が非常に役に立つ、ということが嬉しいことでした。

 最初は入門編は聴いている暇も惜しい。先に本題の法律から行こう、と思ったのですが、まずは全体像はどうだったかその復習は必要だ。教授の仕方もどうかと、その確認の意味で聴いたらば、思った以上に2×3の6時間分、非常に充実していました。労働社会保険の細部ではなく、一般的な面での全容を知るのには大変良い内容でした。


まあ、とはいえ、関心などがある程度前提的にないと、難しい所はありますけれども。。。『困ってるひと』などを読む人は労働社会保険制度に関しては労働法と社会保険法は似ている点も多いのでわりと理解しやすいのではないかと。

上記の2冊の本は社会保障や社会福祉に関心を寄せるきっかけになる、という角度でも良い本だと思いますね。

 ところでDVD通信としては破格に安い(それでも45,000円する)フォーサイト。各科目に入ったら、けして懇切ではありませんでした。ディープなところを分かりやすく、ではなく、大枠を分かりやすくで、かつ流れが速い。やはりじっくり向き合うには値段なりの限界がある。そこに気づかされます。

 逆にランクが高め(受験経験者向け)の講座ライブDVDのクレアールの通信による答練DVDの斉藤先生はかなりディープで鋭い所を掻いてくれるのですが、逆に難易度が高いです。(ちなみにこちらは78,000円くらいで今年の3月下旬に購入しました)。

 こうなると、基本のみが早く、タッタカ流れるラインと、難易度が高くディープに行く、のその中間が無くて困るところでありまして。

 今は何とか答練ものの解説を利用しつつ、解説を中間に置いて理解するように務め、フォーサイトDVDで大枠を再度理解する。活字解説で分からない所は斉藤先生の実務的・お役所的(笑)な知識を聴いて「はっ!」と納得するように務める、という感じで進めています。

 本日はあくまでも極く個人的な日誌。面白くない、わかりにくいものになってしまったかもしれません。
 今のところ、DVDなどを見るので平日におおむね4時間くらい、場合によって6時間くらいの勉強です。

 バイト等々が決まったらまた気合いが弱くなる可能性があるので、やれるうち、ということです。

 それにしても、記憶力の減退と、これは余り言いたくないですが、集中力の減退。自分の年齢を感じて、やはり少々哀しいことではありますね。

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