2011年5月1日日曜日

北海道ひきこもり支援ハンドブック完成

 そうそう、肝心なことを忘れていました。
 私も支援機関やNPOを取材させていただき記事を書いた、会員として活動しているNPO法人・レター・ポスト・フレンド相談ネットワークの助成金事業で作成した「北海道ひきこもり支援ハンドブック」が遂に完成しました。

 まだ出来上がった本はきちんと見てはいないのですが、表紙のイラストがかなりのセンスです。出来上がりもなかなかなものになっているのではないでしょうか。4人の取材陣が平均12箇所の取材記事を書いて頑張りましたです。(自画自賛)w

 個人的には、「居場所ハンドブック」って感じかな、印象としては。別にひきこもりに特化して考えなくてもいいし、勿論ひきこもり支援の本として考えてくださるのも結構な事。

 この本の中でも一つ大きなポイントは、福祉の先駆的な取り組みの例として「釧路市生活福祉事務所」に関しても紙面を多く割いていること。言葉の定義が広くなった、大きな意味でのひきこもり課題を考える上においても、あるいは各種生活課題を持つ人たちにとっても、今後の社会的な方向性を考える上において、沢山のヒントがインタビューの中から手に入れること出来ると思います。
 福祉関係者、NPO関係の方々にもお勧めです。

 同時に、今回は3回の元当事者体験発表会(うちお一人は身体障がいの方)をリライトしたものを一つにまとめて発刊されることになりました。タイトルは「ひきこもりと共に歩む」。(個人的には『自分自身と共に歩む』というタイトルの方がいいなぁ、と思うけれど。)

 なにしろ、両者ともに表紙のイラストが良いです。

 郵送料500円で入手できます。北海道内のひきこもり支援団体や機関に関心のある方はぜひ入手してください。元当事者の取材ですが、思った以上に内容は広く、そして深いと。理解のある人には分かる筈。まずはこちらからアクセスするのが手早いでしょう。

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